巨大企業『Gigasolid社』の陰謀により崩壊の危機に瀕しているインターネット世界を救うべく、極秘 裏に組織されたのが『MERV』である。
あなたはMERVの諜報部員として行動し、Gigasolidの陰謀を阻止しなければな りません。
与えられたミッションに従い、攻撃目標を確実に破壊して下さい。

MERVの諜報部員となったあなたには、汎用プログラマブルウォーカー『ASAPP』と、それをコントロールするために開発された軍事用PDA『AggressivePilot』が与えられます。
ASAPPのコントロールは、プレイヤーがリアルタイムに行うものではなく、AggressivePilot 上で組んだプログラムによって制御します。
ミッションに促したプログラムと装備をASAPPに搭載し、指定された破壊目標 を撃破して下さい。
自機が破壊されたり行動不能に陥ると、ミッションは失敗となります。


Gigasolid社
元は小さなソフト会社であったが、人道的なルールを無視した違法すれすれな 手段を使い、世界有数の大企業にのし上がった。
手始めにインターネット世界を、最終的には独自の技術を用いた戦闘用兵器『M.MULTI 』を使い、現実世界をも手中に収めようと企てている。
MERV
前身はMervine Shmeillerを中心に、多足歩行型マニピュレータを平和利用す るための研究をしていたグループであった。
結果的にGigasolid社のM.MULITIと競合する事になるが、研究所が爆発事故を 起こして以来、表立った開発は行われていない。
その後、それぞれの思惑を持ったいくつかの国から資金援助を受け、極秘裏に 活動を再開した。
MERVという名前は、このグループの創始者に由来する。
AggressivePilot
U.5.Robotask社が開発した個人用情報携帯端末をベースとして、軍事用にカス タマイズしたもの。
日本国内においては幻の日本人天才プログラマによって、不可能といわれてい た疑似思考制御言語のローカライズに成功しているが、これは余談である。
基本的な情報端末の機能の他、諜報活動に必要なあらゆる機能を併せ持つこのPDA はMERV諜報部員にのみ所持が許されている。
(生体電紋セキュリティ機構が搭載され、所有者以外の使用はできない)
ASAPP
AggressivePilotには世界標準規格のマルチコネクタが用意されており、豊富 な周辺機器が用意されている。
その中でも特徴的なのが、重装甲戦略的AggressivePilot用周辺機器の「ASAPP 」だ。
(ASAPP :Armored Strategic AggressivePilot's Peripherals.)
ASAPPはAggressivePilot上で組まれた疑似思考制御言語で制御されるプログラ マブルウォーカーである。
実際の稼動は、ASAPPのボディ内部にあるアンビリカルクレイドル(Umbilical Cradle) にAggressivePilotを接続して行う。
標準装備には近接用装備のソニックブレードとソニックシールド(防御障壁)を 持ち、これ以外の武装も多数用意されている。